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【お知らせ】対面授業再開しました!オンライン授業も併用で、わきあいあい。新しい授業の形が広がっています。
少し変わってる?授業風景

ここは教室?それともライブ会場?蘭塾の楽しい授業風景!

マヤ族

こんにちは、DP1のマヤ族です!

私はここ最近DP1になり、6つの科目の中からJapanese Aをとっています。これを書いたときは、全然最近じゃないのですが、気分はずっと新米です。

私の場合はSSST(self-taught SL)として取っています。本を選ぶときに制限が少しありますが、授業内容はほかの人と変わりはありません。SSSTは正規な学校授業と違い、家庭教師、もしくは、親が代わりに教えます(ちゃんとDPの単位としてカウントされます!)。私以外にも、もう一人SSSTとして受けている方もいますが、他の3人はSSSTではなくて、school taught Japanese A HLとして受けています。DP1のジャパ生は他にもいますが、今は当時の授業にいる生徒たちだけ紹介しました!

現在、私たちはカズオイシグロ先生による『わたしを離さないで』について授業をしています。この授業では、後にこの作品を分析してエッセイを書くために、人物相関図や地図、時系列を作ったりします。ちなみに私がこのブログを上げるときには、もう現在ではなく遠い過去なのですが…。これもこの作品の主人公のキャシーと同じように過去を振り返っているという算段です。

上記で言った通り、『わたしを離さないで』では、語り手の31歳のキャシーが子供から大人の頃まで回想をしながら、話が進むので、時系列が複雑なことになっています。本を分析するには、本の基本を理解していないといけないので、時系列で整理することはとても重要です。その中で少し分析もしたりします。なので、私たちも授業中に切磋琢磨で時系列を作っていたら…。

↑時系列を作っている風景

なんとホワイトボードの裏側で合唱が始まりました。ちなみに、複数人の生徒が裏にいるのは、本の構成ごとで分けていたからです。この作品は3部構成ですので、表が1部担当で裏が2と3部を担当していました。

合唱が始まった経緯としては、クラスメートの一人が恋愛ソングを口ずさんでいたところ、「恋愛している人って全員その曲歌うよねー」みたいな会話を女子たちでしていたら…なぜか男子たちが歌い始めました。『わたしを離さないで』も恋愛があるので、それの影響でしょうか?

釣られて私も歌おうと思いましたが、私は音痴です。みんなに被害を与えないためにも、お口にチャックをしました。

セルフBGMがかかっているおかげで、作業効率は2倍になった…ような気がします。和気あいあいとした空気のほうが、色々と思いついたりしやすい気がします。実際に、エッセイを書くときに、何度も私たちが作った時系列を確認しました。

↑時系列の完成!

これが第1部の時系列の完成図です。時間を現在、過去、回想として分け、分析を天気とその他でまとめました。カズオイシグロ先生の作品は、天気の描写をよく描いているので、まとめることにしました。第1部だけでなんと13回も天気の描写が!それとホワイトボードに描かれているイラストは気にしないでください:)

余談ですが、この映像を撮影しているのは先生です。このブログを書こう!と推奨してくれたのも先生です。そんな感じで、蘭塾はアットホームな環境です。こんな言い方をしていますが、決してブラックではないです。大変な時もありますが、仲間と共に楽しむことで課題などを乗り越えています!

次の課題本の授業が今から楽しみです。

ここまで読んでくださってありがとうございました!