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とあるDP2の趣味ピアノ

どうしても納得の行かなかった曲

やかましいひでくん

どうも、やかましいひでくんです。

風のとおり道

私がピアノを始めた理由は休み時間が暇で仕方無かった理由もありました。しかし、もう一つ大きな理由があった。

自分の音楽の趣味はインターの同世代の友達が好むラップではなく、映画音楽に偏っていた。

インターでは授業で課題をする時、音楽を聞く事が許されていました。美術の授業で絵を書いている時はよくジブリの音楽を聞いていました。特に気に入っていたのが、『となりのトトロ』の「風のとおり道」。YouTubeには原曲がアップされておらず、色んな人々の「弾いてみた」を聞いていました。当初お気に入りの曲が聞けて満足でした。ですが、色んな人の演奏を何度も聞いていると、舌(耳?)が肥えてきます。

「風のとおり道」は好きな曲だけに、曲に対するこだわり?が強く、間の取り方、強弱のタイミングが違うだろ、等と他者の演奏に疑問を持つ様になりました。幾ら探しても自分のイメージと重なる演奏が見つからないので、いっそのこと自分で弾いた。

こだわったつもりの曲でも、数日経ってもう一度録音を聞くと全く印象が(悪い方に)変わっていた。音の高さと長さの配列だけが、音楽の印象を左右していると信じ込んでいたが、以前から様々な人が言っていた様に音楽はその一瞬の芸術だと改めて思った。

次回は最近最も時間を食い潰されているラフマニノフ『ピアノ協奏曲第2番・第一楽章』1~20小節目をアップします。この曲に手を出した事は正直、滅茶苦茶後悔していますw。

参考にした楽譜は、久石譲作曲、violina10編曲“Kaze no Toori Michi(Path of the Wind)”です。
https://musescore.com/user/11982/scores/548751